新潟市 會津八一記念館

會津八一の交流

坪内逍遙(つぼうちしょうよう)|1859~1935

略歴・解説

小説家、劇作家、評論家、教育家。岐阜県生まれ。本名勇蔵、のち雄蔵。評論、演劇、翻訳など、近代文学の啓蒙に尽力した。代表作に小説論『小説神髄』、翻訳『新修シェークスピヤ全集 』、小説『当世書生気質』 、戯曲『役の行者』など。

八一との関係

新潟中学時代に逍遙の講演会を聴き、感銘を受けて以来、生涯の師として教えを請いました。一方では八一が俳句や短歌を教えています。その関係から坪内逍遙は1924年(大正13)に出版された歌集『南京新唱』の序文を寄稿しました。八一は逍遙からの書簡を終生手元に置き、八一宛312通は記念館に収蔵されています。

八一の言葉

そうした私の学生生活の間に、さすがに、気廓の大きさ、学識の深さ、広さ、燃ゆるばかりの熱意、行き届いた親切心、明確な道義心、数え来ればかぞえつくせぬ偉さに、驕慢な私もあたまをさげたのは坪内先生であった。(「逍遙十三回忌」より)

逍遙の言葉

秋艸堂主人會津八一君は、昔は私の弟子で、私が英文学などを教えたこともあったが、今は私の心友であり、師匠である。(『南京新唱』「序」より)

代表的作品

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館歌碑「むかしびと」

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館には歌碑として八一の歌が建立されました。

大正11年4月 
右より、會津八一、市島春城、坪内逍遙、同夫人

早稲田大学演劇博物館前歌碑


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