新潟市
會津八一
記念館
館蔵品
館蔵品
遺品・逸品
旅行カバン
遺品
解説
明治末から大正にかけて、全国各地を旅行する時に携えていたカバンです。健脚にまかせて歩きまわった旅行地(奈良、大津、九十九里浜、霞ヶ浦、足尾、日光)が布製カバンの裏面いっぱいに毛筆で書かれています。八一は、旅先で詠んだ歌が多く、その土地ゆかりの歌として、全国に39基の自詠自筆の歌碑が建立されています。
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自製勲章
勲章(遺品)
昭和20年代
解説
丁寧でこまやかな手作りの勲章です。八一は学問や書や歌に大きな功績を残していますが、叙位叙勲には恵まれませんでした。勲章は常に在野にあって、ひたすら独往の道を邁進した自らをほめて作ったのかもしれません。
尚、昭和26年に新潟市名誉市民第一号に推戴されました。
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文房具類
遺品
解説
文房四宝(筆・墨・硯・紙)について深い造詣を持っていました。中でも硯については、昭和31年3月19日北方文化博物館新潟分館で、古硯の鑑賞会「洗硯会」を催しています。しかし、実際には装飾的なものよりも実用的な文房具を好んで使用しています。
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書入陶器
小皿(陶器)
昭和20年代
解説
陶芸家・斎藤三郎(1913~1981)の陶器に八一が書入れしています。
斉藤三郎は、新潟県栃尾市出身で、近藤悠三、富本憲吉に師事しました。昭和27年には、壷中居で八一の書入陶器展を開催しています。小皿の上に饅頭をのせて客に出す。饅頭を一口食べるとその文字が見え、客が唖然とする。…実際に使用したのかわかりませんが、八一のユーモア精紳が現れている作品です。
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筆洗い及び水滴
油絵(絵画)
昭和4年(1929)
解説
昭和4年の夏に油絵を十数点試作しました。油絵への挑戦はこの時期のみでした。友人の洋画家・曽宮一念に絵の具一揃え用意してもらい、「普通立体を表すには明瞭の度合による」といった程度の指導を受けて描きました。八一は書道研究の方法の一つに、人並み傑れた観察力を持って古今の名蹟の法帖を熟視しましたが、初めて試みたこの油絵からも確かな観察眼が窺えます。
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及其至也不亦楽哉
楹聯(漢字・漢詩文)
昭和16年春
解説
孔子(前552~前479)『論語』の学而第一に
子曰く、学びて時に之を習う 亦た説ばしからずや
朋遠方より来たり、亦た楽しからずや
がありますが、八一がそこから発意した言葉だと思われます。刻字は八一の書をよく知る蝸牛洞主人吉田憲一郎の刀によるものです。東京銀座鳩居堂で還暦記念近作書画展に出品した作品です。
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會津八一記念館
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