新潟市 會津八一記念館

會津八一記念館ブログ『秋艸日記』

2009年4月24日

30数年ぶりの...

 

八一の遺品」 

帽子、インバネス、ステッキ(會津八一記念館蔵)

 

  展覧会では、八一が着ていた「インバネス」を開館以来30数年ぶりに展示しています。これは丈が長いケープ付きの外套です。元々スコットランドの町インバネスを発祥の地とし、日本でも明治20年頃に伝わり、大正から昭和初期まで名士や文豪たちに愛されました。展示中の「インバネス」は、八一が外出時に着用したもので、当時の写真パネルも併せて陳列しています。ちなみに、衣服には白毛が幾本も付着していました。もしかすると八一の白髪なのでしょうか?!八一の温もりと昭和ロマン?の薫りをのせたインバネスを是非ご覧ください。

(学芸員 喜嶋)
 

 會津八一記念館ブログ「秋艸日記」は、毎週金曜日更新の予定です。展覧会情報からイベント情報、最近の出来事など記念館の情報を発信していきます。

2009年4月17日

万葉仮名風の珍しい看板

 

「宇末以毛乃」近江家蔵

 

  現在開催中の企画展「街の中の會津八一」で初めて公開しているのが木額「宇末以毛乃」。この書は、新潟市の元老舗料亭・近江家が長い間大切に所蔵していた看板です。

  他にも万葉仮名風に書いた墨蹟は、東京の新宿中村屋へ贈った「那可無樂也」(なかむらや)や、新潟市の蕎麦屋・山文のために揮毫した「優曇華薩婆訶」(うどんかそばか)=新潟大火で焼失=の書などがありますが、極めて珍しい作品です。当時は何のことかわからない人が相当にあったのではないかと。きっと八一もほくそ笑んでいたことでしょう。

  さて「宇末以毛乃」はなんと読むでしょうか?知りたい方は是非記念館へお出で下さい。

 (学芸員 喜嶋)

 

  會津八一記念館ブログ「秋艸日記」は、毎週金曜日更新の予定です。展覧会情報からイベント情報、最近の出来事など記念館の情報を発信していきます。

2009年4月14日

野中吟雪先生連続講座「書に親しむ」募集のお知らせ≪募集は終了しました≫

 募集は終了しました。
 
 市會津八一記念館では、「書に親しむ」講座を開催します。
 内容は、掛軸や額、色紙など、日常生活の中に生きている書作品を鑑賞しながら書の美しさ、面白さを味わいます。また、作品鑑賞を通して書の歴史や書の周辺を考えます。書に親しみ、書を楽しむための教養講座です。
 講師は新潟大学名誉教授の野中吟雪先生をお迎えし、平成21年5月より開催することになりました。内容は以下のとおりです。参加希望の方は往復葉書にて、講座名・住所・氏名・電話番号をご記入の上會津八一記念館へ5月2日(土)までにお申し込み下さい。
 
講座名  「書に親しむ」―書とその周辺―

講師   新潟大学名誉教授  野中吟雪先生

会場   クロスパル新潟(中央公民館) 3階 多目的ルーム1

      (新潟市中央区礎町通3-2086)   

会期   年4回 5、6、7、8月  

      第1回は 5月9日(土)第2回は6月6日(土)

時間   午後2時~3時30分(予定)参加費  

      4回分 2,000円(資料代を含む)

内容   ①5月9日 (土)「書に親しむ」

      ②6月6日 (土)「鑑賞のマナー」

      ③7月未定    「現代の書」

      ④8月未定    「會津八一の書」  

 

2009年4月14日

「轡田隆史氏 文芸講演会」募集のお知らせ ≪終了しました≫

  終了しました。受講者の皆様、ありがとうございました。
 
 會津八一記念館では、會津八一の業績を広く市民に伝えるために、年間4回の文芸講演会を企画しております。
今回の講師・轡田隆史氏は、テレビ朝日のニュース番組のコメンテーターとして活躍、また八一の生活指針「学規」に心酔し、各地の講演会では「学規」をテーマに、轡田氏自ら書作した学規を掲示しながら講演しています。會津八一のお膝元・新潟で初めてとなるこの度の講演会では、「学規」4か条の内容が、現代人の生きる指標として十分通用することを具体的に解き明かして頂きます。
参加希望の方は往復葉書にて、講演会名・住所・氏名・電話番号をご記入の上、會津八一記念館へ4月21日(火)までにお申込み下さい。
 
 
期 日:平成21年5月1日(金) 午後6時30分~8時
会 場:クロスパル新潟 映像ホール 
講 師:轡田隆史氏(ジャーナリスト、元朝日新聞論説委員)
テーマ:會津八一の『学規』と現代社会
主 催:新潟市、財団法人會津八一記念館
受講料:無料
定 員:150人

 

2009年4月10日

企画展「街の中の會津八一~第2弾~」3日から開幕しました

「涵之如海 養之如春」新潟高等学校蔵

 

  記念館の桜の開花と同時に企画展もスタート。今回は新潟市内の公共施設などが所蔵する八一書作品を展示しています。学校から依頼されると好んで揮毫した「涵之如海 養之如春」。新潟高校を含め6カ所から借用しました。因みにこの文言を好んだのが小説家・井上靖。井上家の家訓として「養之如春」を額に掲げていたそうです。「万事焦ることはない。春の光が万物を育てるように、焦らずゆっくりやればいつか事はなる」と。今の季節にふさわしいこの言葉。二人の文学者が愛した「涵之如海…」をじっくりご鑑賞下さい。

(学芸員・喜嶋)

 

會津八一記念館ブログ「秋艸日記」は毎週金曜日更新の予定です。展覧会情報からイベント情報、最近の出来事など記念館の情報を更新していきます。

2009年4月 1日

會津八一記念館BLOG「秋艸日記」を開設しました

ホームページリニューアルにあたり、ブログを開設しました。

ブログの名前は會津八一の号、「秋艸道人(しゅうそうどうじん)」から採用しました。

「艸(そう)」は「草」の旧字体になります。ちなみに、八一は秋の草花を愛でたことから、この号を使用しています。

記念館職員が、普段の広報ではお伝え出来ない記念館や會津八一の情報などを、楽しく取り上げていく予定です。御期待下さい。


© 2005- Aizu Yaichi Memorial Museum. All Rights Reserved.